Larrivee L-09です。約15年前に新品で購入し、今まで弾いてきました。スケールはMartin OMの645mmより少し長く647.7mmですが、テンションはOOOに近くチョーキングなどしやすいです。一方でスケールの長さからくるダイナミックさ、レンジの広さ、ハリなどがあり、OM OOOの両方を持ち合わせる面白いギターだなと個人的に思います。札幌ラムジーズの職人さんに弦高調節、フレットすり合わせなどメンテナンスをして頂いていました。よくあるブリッジ後ろの盛り上がりもありません。それから弾きこんでいますので1、2弦側のフレットが減っています。見た目は写真に写らない細かい傷が多数あります。状態は良くネックも真っ直ぐ、トラスロッドも余裕あります。また、マグネットピックアップを付けていたので中に配線の跡がありますが、個人的には特に音、演奏性には問題はありませんでした。それに伴いボディ下にピックアップ増設時の穴があります。ライブで使われる方は使いやすい個体だと思います。音のキャラクターは低音弦は太く鳴り、高音弦はキラキラします。ただ中音域もありますので、ピックでソロを弾く時も前に出てきます。現在のMartinの戦前モデル仕様のようなビンテージの匂い、という感じではありません。弦高は６弦2.0mm １弦1.8mmかなり思い入れのあるギターなので出品を取りやめた際はご理解頂けると嬉しいです。今回、自身の作品作りの方向性が変わり出品させて頂きました。他のサイトでも出品していますので、入れ違いの際はご容赦ください。